八木山のなかまたち

現存するトラの中で最小であり、最も南に分布している亜種である。インドネシアのスマトラ島のジャングルに生息している。島という限定的な生息地のため、泳ぎや木登りも得意である。茂みなどに身を潜めて狩りをする種であり、縞模様が多い。また、オスは頬の毛が長いことが特徴である。開発によって生息地減少だけでなく、ジャングルがバラバラに分断され、雌雄のトラが出会うことも困難になり生息数は減少している。